治療コース
01.
疾病対策全体編
氣の流れをよくして、健康力を発揮するために自分でできること。(以下は当院での施術としてではなく、あくまでも自分でできることです。)
1.痛みがでてしまったら、できるだけ心身ともに休ませる
痛みがでてしまった段階で、体操や運動などで鍛えて治そうというのは間違いです。心身に回復するための余裕を与えてください。
2.痛いところ、具合の悪いところを、やたらと揉んだり叩いたりしない
痛いところ、調子の悪いところには、無意識に手が行きます。これこそまさに手当てですが、自分では強く揉んだり叩いたりせずに、手の温かみが感じられるように触れるだけか、軽くさする程度にしてください。自分で強い刺激を入れるとかえって悪化することがあります。
3.毎朝顔を洗ったら、鏡の自分にとびっきりの笑顔を見せる
痛くても、苦しくても、眠くても、とにかくとびっきり(これが大切)の笑顔を見せることです。おトイレの後手を洗ったときも、やっぱりとびっきりの笑顔を自分に見せましょう。笑顔には交感神経の緊張を緩める力があり、氣の流れが良くなります。
4.来院目安
自分で休んだつもりでも回復しない場合、もしくは休めない場合(この場合はなんとしても来院のための時間をつくりましょう。)
02.
腰痛対策編
急性・慢性を問わず腰痛も腰だけに問題がある場合は少ないようです。まずは全体編をお読みいただいた後、先を読んでください。
1.急性痛(いわゆるぎっくり腰)
この場合自分でできることは、安静のみです。 一番痛くない姿勢(おそらく横向きで軽く腰、股、膝を曲げた姿勢)をとっていると、あなたの健康力が働いて、しだいに回復してきます。3~4日は温めてはいけません。一般的には3日間くらいは氷やアイスノンで冷やすように言われていますが、冷たいのがいやだったら、無理して冷やす必要はありません。
2.慢性痛の場合に自分でできることは
・患部だけでなく全身の保温を心がける。
・できるだけ同じ姿勢を続けない。
(椅子に座っていることが多ければ、なにかにつけ立って動くようにする、掃除機をかける際はまめに伸びをするなど)
・起床時に痛む人は、起き上がる前にかかとをつけたまま膝の曲げ伸ばしを4~5回、体の反転を4~5回してから起きる。
3.来院目安
急性痛であるが安静が取れない場合(会社や学校に早急に復帰しなければならないなど。)
慢性痛で休んでも痛みが取れない場合、咳・くしゃみをして痛い場合、痺れがある場合など。
03.
首・肩こり対策編
やはり首・肩だけに問題があるわけではありません。全体編をまずお読みください。
全体編と重複しますが再度強調します。強く揉んだり叩いたりしないでください。
よく「私は強揉みでなければ効かない」と豪語される方がいますが、人体に一定量以上の圧刺激が加わると、防御反応が働いて、無意識に筋肉に力をいれて筋肉を硬くして体を守ろうとします。そこをさらに強く揉むと筋肉や毛細血管を痛めてしまい逆効果になってします。
筋肉中の血行を良くするには、揉むよりも動かしてやるほうが効果的です。
肘を軽く曲げ、両肩を結んだ線の高さより肘が上にくるように、大きく回してみましょう。首はぐるぐる回すと頚椎(首の骨)に負担がかかるので、下・左・右にゆっくりとストレッチしましょう。(真上向きはやりません。)
1.来院目安
強い首・肩こりが続く場合 肩こりが頭痛になった場合
健康のために
食事、睡眠などの生活習慣や、対人関係を含めたさまざまなストレスなど、たしかに現代社会は健康力(治療法についてのページも見てください)の働きにくい状況です。しかし、どんな状況であろうと、健康力は常に働いています。だからあなたは今こうして生きているのです。気づいてください、自信を持ってください、あなたの健康力は常に働いています。
01.
健康力とは
WHO(世界保健機関)憲章では、「健康」を「身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、単に病気や病弱でないことではないこと。」と定義しています。この状態を実現するために、人が本来持っている力、それが健康力です。
施術法コンセプト
それではあなたの持つ健康力が十分に発揮されるには何が必要でしょうか。そのポイントが『気』の流れです。
02.
『氣』とは・・・
『氣』とは、大きくとらえれば、人をはじめとして宇宙の全ての存在を構成している根源的な物質であるといわれています。我々人間を中心にとらえてみれば、人の心と身体(からだ)、さらには人(小宇宙)と大宇宙(宇宙、自然、・・・あらゆるもの)とを結んで流れているある種のエネルギーといえるでしょう。
体の中を流れる氣(エネルギー)がとどこおると、神経系や血管系や内分泌系等に影響して、いわゆる不健康な状態が生じてしまいます。
03.
なぜ世間には多くの治療法・治療術が存在するのか・・・
さまざまな手技や、器具(電気治療器、テーピング、鍼灸等含む)によって、筋肉の状態を整えたり、脊椎(背骨)や骨盤といった骨格を調整したりすることで症状が改善されるのは、結局のところ気の流れのとどこおりが改善されて、その人の持つ健康力が発揮された為だと考えられます。
極論すれば、その人の健康力が引き出せるのであれば、どのような施術でも良いということになりますが、当院ではご縁のあった皆様に最善の施術を提供することで、ご自身の健康力が最大限に発揮されるようお手伝いできると考えています。
(ちなみに、当院のキャチコピーは”あなたの持つ健康力を引き出します。”になっていますが、正確には”あなたの持つ健康力をあなたが引き出すお手伝いをします。”ですね。)